![]() |
| 質疑質問:塩野正行議員 |
16年5月の開設以来、利用者数は8万6,763人に達し、これまでに6,125人が就職を果たしました。開設当初はまだ新卒学生の就職が厳しい時期であり、利用者の3割程度が学生でした。有効求人倍率が1を超え、新卒予定の学生の就職状況が売り手市場にシフトした今、新たな局面に至っています。 現在は、学生の利用者比率は12パーセントと大きく減少する一方で、離職中の人が49.2パーセントと大幅に増加しています。利用者を年齢別に見ると、20代前半の比率が減少し、25歳から35歳のいわゆる就職氷河期に就職活動を余儀なくされた年長フリーターや失業者の比率が増えています。 バブル崩壊後の就職氷河期を経て、学生たちの職業観も変化しました。 大学卒業後、正社員になるのと同様に、アルバイトなど非正規雇用に従事すること自体が進路選択の一つとして定着している現状があり、今後もフリーターは増え続けると考えられます。 昨今では、24時間営業のインターネット喫茶や漫画喫茶などに寝泊りし、日雇い派遣など不安定な就労で生活している、いわゆるネットカフェ難民と呼ばれる人たちも増えているようであります。 年長フリーターをはじめとする若年者の正規雇用拡大について、今後の取組についてお伺いいたします。 また、かねてより指摘されておりますが、大宮駅西口にある同センターの分室を設置すべきと考えますが、改めて御所見を伺います。 |
| 答弁:飯島和夫産業労働部長 |
その一方で、25歳から35歳未満の世代は、非正規雇用の割合が上昇するなど、依然として厳しい状況が続いております。 県といたしましても、年長フリーターに対する対策が重要と考え、これまで、様々な支援に努めてまいりました。 景気回復で人材不足が懸念される企業も多く出てきておりますが、まだまだ年長フリーターの採用には二の足を踏む企業が多いのが現実です。 現在、ヤングキャリアセンター埼玉について、国とも協議し、年長フリーターの就業支援を強化するための新たな施策の検討を進めております。今後は、人材不足に悩む企業と年長フリーターとを結び付ける取組をより一層充実し、正規雇用拡大に努めてまいります。 次に、ヤングキャリアセンター埼玉の分室の設置についてでございます。 センターにおいては、多くの若者にサービスを提供できるよう、県内各地域の高校・大学に出向き、出前講座を実施しております。 加えて、キャリアカウンセリングやセミナーなどの地域巡回サービスを、県内12市で実施をしております。 当面は、センターを拠点として、交通の利便性などを考慮しながら、地域的に片寄ることなく、全県的に丁寧な巡回サービスを実施していくことで対応したいと存じます。 |